肩の荷下ろしましょう/富井ゆうきち事務所

遺言書を公開してよかった。その1

遺言書を秘密にしておく必要は、まったく、ありません
かえって、公開しないと後悔することがあります。

 

その1例を、ご紹介します。
背景。高齢女性は、猫を大切に飼っていました。
しかし、長男の嫁さんとは、うまくいってませんでした。

 

しかし、長男の嫁が来ると猫は、その膝に乗ります。
息子ではなく、嫁にだけ甘えるのです。
そこで、遺言書で猫の世話を嫁に託すことにしました。
でも、
結婚話が出た時に、言葉の行き違いがあって、
嫁とは、溝ができたままで、しっくりいってませんでした。

 

「この子の世話を、頼めるのはあなたしかいない」だから、遺言書に書いてもいいかしら?
と、嫁に相談しました。
心を開かなかった姑が、自分のことをそんなに頼ってくれていたのかと知った嫁が、
お互いの誤解を解き、心を通わせるようになりました。
やっと、豊かで優しい関係が、死ぬまで築けました。

 

遺言書は、死んでからのことではありません。
豊かで優しく、生きるためのものなんです

 

貴方らしい、遺言書を書いてみましょう。

 

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